Re: start

2年あまり放置していたブログを再開してみることにしました。2年前は、ちょうど『フリー』の準備が本格化したころで、そこからはいろいろなことが起こりすぎて振り返る暇がなかったわけですが、本当だったら書くべきことはたくさんあったはずで、それについてはまたおいおい振り返りながら書いていこうと思っています。

今になってブログに戻るのは、ひとつには、この夏に身の回りのいろいろなことが「一区切りついた」感じが強くするからで、『シェア』は7月にSHAREカンファレンスvol,1~日本発、世界を席巻するシェアサービスとは?~が開催されて数々のスタートアップ企業が鬨の声をあげる一方で電博にはそれぞれ小林弘人さんと三浦展さんがついてかなり大きなうねりが生まれてきたし、『BORN TO RUN』も世界的な盛り上がりの中で裸足系ランニングに各メーカーも本腰を上げ、また紆余曲折がありながらも日本ベアフット・ランニング協会が今月に裸足ランニングクラブを新たに発足させるなど、完全に流れが生まれています。『シェア』は半年ちょっと、『BORN TO RUN』は1年半余り、“刊行後のプロモーション”をしてきたけれど、ここらで一段落、というか、もう編集者がどうこうと出る幕を超えていると思うにいたったわけです。それはある意味で喜ばしい成果でもあるし、また少し寂しくもあるわけですが、2年前から一気に駆け抜けてきて、今はふと立ち止まってまた新しいことを考えたり行動したりしてみる時期だと感じるわけです。そろそろ。

もう一つはブログを取り巻く環境の変化です。久しぶりにブログを見返してみたら2年前の最後のポストが「ツイッターと出版業界」といったテーマでアメリカの事情をウォッチしていて、その数カ月後に自分自身がその渦中に身を投じるとはまったく 想像していないで書いているところが今となっては微笑ましくすらあります。恐らくその後ツイッターにどっぷりだったことも、ブログを書かなくなった大きな一因 です。それまでは、ブログ上で仕事のことから日常のことまで何でも脈絡なく書き留めていたけれど、日常のちょっとしたことはそれこそツイッターでつぶやけばいいし、友だち内でシェアしたいことはFBで書けばいいし、ランニング関係のことはJognoteというSNSで交流をしながら記録を残しています。つまりコンテンツの質や種類によってかなりメディアを使い分けられるようになって自由度が一気にあがったのがこの2年なわけです。

一方で逆説的だけれど、そうしたさまざまなメディアが有機的につながったのがソーシャルメディア時代のうれしいところで、ブログ自体にも様々なシェア機能がつき、昔のように書いたらあとはコメントがつくかはてブされるか待つだけ、というだけではなくなり、さまざまなソーシャルグラフに投げ込むことができるようになりましたた。まとまったストック型の情報としての存在感がかえって出てきたのではないかと思います。

というわけで、当座は仕事方面(といっても境界線がますますぼやけつつある出版まわりを中心に、ネットからアートまで広げつつ)で情報提供できることや、みんなで考えていきたいことなんかを書いていこうと思っています。タイトルの「trans;」は決して昔僕がレイヴ狂いのトランス野郎だったから(だけ)ではなく、いつか何か書くことがあったら接頭語「trans」というタイトルをつけたいと学生のころに(だから柄谷行人の『トランスクリティーク』よりも早く)思いついたからです。

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