London 9days

10/6
夕方ヒースロー着。JALのプレミア・エコノミーは、その名前の曖昧さにかかわらず快適だった。機内で『マジック・アワー』『長い長い殺人』『SEX AND THE CITY』を見る。今回のホテルは Queensway駅近くでHyde Parkの目の前。部屋からは一面の木々が眼下に広がり、カーテンを閉める必要がない気持ちのいい環境。近くのパブで夕食。London Prideを飲んでロンドンに戻ってきたと実感。

10/7
世界同時株安のニュース。ロンドン・マーケットも凄まじい下がり方。朝ハイドパークを散歩。池の周りの白鳥や大小の鳥がまったく人間を怖がらずに至近まで近寄れることに感動。狐とリスも見る。午前中はHolbornとRussell SquareでMTG2件。美味しい匂いに誘われて近くのインド料理でランチをして、午後はHammersmithとWestbourne ParkでさらにMTG2件。夜はマリオさんらとCovent Gardenで落ち合い近くのベルギー料理BELGOへ。ムール貝とシメイに舌鼓。

10/8
イギリス政府は500億ポンドを8つの銀行へ資本注入することを決定。それでも株価は下がっている。ニュースで見る限り、10%近い日経の下落率が最も大きいようにも見える。午前中にSouth KensingtonでMTG。ランチは近くのミシュラン・ハウスの一階にあるBidendumのオイスター・バー。腹ごなしがてら30分ほど歩いてHyde Parkを縦断しホテルへ一端戻る。夕方Tate Modernへ。Mark ROTHKOの特別展をやっていてこれが素晴らしすぎる。宗教がそこから生まれそうなほどの圧倒的な作品の存在感に震撼する。夜はLondon BridgeエリアのHorniman at Haysというパブで10代からの友人Nと待ち合わせ。シティのビル群やタワーブリッジを眺めながら川沿いに座り込み日没後のブルーの空を眺めながら話は尽きない。その後 Borough Marketでもう一軒パブThe George Innをハシゴしてから1時間待たされたタパス・レストランTapas Brindisaで遅いディナー。大盛況でとっても美味。

10/9
今日も美しい朝焼けとともに起床。快晴。午前中、ボンドストリートで不思議なインド人に声を掛けられる。まず彼が何やらメモを書いた紙片を丸めて自分の拳で握らされる。それから彼に好きな数字や年齢、兄弟の数などを訊かれ、新しい紙片にそれをメモしていく。最後に自分の拳を開いて紙片を広げると、同じことがすべてそこに既に書かれているのだ……。あれはどういうトリックなのか、誰か教えて下さい。午後はピカデリー近くでMTGをこなしていく。途中でLeicester Squeare近くの古書店街を狩猟。夜はSouth KensingtonのポッシュなイタリアンLUCIOでディナー。前菜に猪のハム、メインにヴィールをいただく。クオリティ高いです。

10/10
日経平均の暴落をニュースが伝えている。相変わらず金融危機一色。午前中はPimlicoでMTGを一時間半。Sohoに出てRamen Taroでランチ。午後はNotting Hill Gateで地下鉄を降りてPortobelloのマーケット街とNotting Hillをブラブラと散歩。夜は前回泊まったThe Cavendish HotelでCの両親と待ち合わせ、リッツホテル近くのレストランBalls Brothersでディナー。Roast Partridge(ヤマウズラ)をいただく。

10/11
待ちに待った週末。お昼に起き出してホテル前の Hyde Parkで読書。その後NとSt. John’s Woodで待ち合わせ、ビートルズで有名なAbbey Roadの交差点を渡ってからPrimrose Hillへ。ポッシュな街並みを楽しみながら公園の丘へ上がるとそこからはロンドンのすべてが眼下に一望できた。Peaceful過ぎる日だまりの午後。夕刻までのんびり芝生の上で話し込み、夕方にComden Rock Marketへと繰り出す。Thang Long Vietnameseのベトナム料理でお腹に優しいディナー。レストラン入り口には若かりしころのオーナーママとミック・ジャガーのツーショット写真が飾られている。近くのパブ The Lock Tavern は入り口で入場制限している混雑ぶりなのにNのウィンクでするりと入り込める。中庭でピースフルにギネスを喰らう。そこからさらにもう一軒、The Pembroke Castleで運命のエール、Bombardierを発見。これは濃くて美味い。深夜にけっきょくFinchiey Road駅近くのNのフラットに上がり込み、ワイン片手に朝5時ちかくまで飲んでホテルへ戻る。

10/12
二日酔いで午前中はダウン。しかし天気はすこぶる美しく、気温も20度を超えて(ロンドンにとっては)夏のような一日だ。午後になってNと連絡を取り合い Hampstead に繰りだそうと思ったら、Jubiliee Lineがストップ。予定を変更してBaker Streetで落ち合い、Maryhlebone High St.の小粋なパブでサンデー・ローストの遅いランチ。Regent’s Parkから運河沿いを歩いてLittle Veniceへ。気持ちの良い陽射しの中で行き交うボートを眺めながら、運河沿いのパブでビールをひたすらダラダラと飲み続ける。22時を過ぎて、近くのムスリム街に行ってみようということで歩いてEdgware Roadへ。大通りの両側一面に中東系のお店がズラーと並んでいる。もちろん観光客もイギリス人もみかけずひたすらムスリム系だけで、ここは中東の都市かと見まがうほど。テイクアウトのシュワルマを頬張りながら歩いてホテルまで。一日がかりの大散歩。すっかりお世話になったNと別れを告げる。

10/13
ついに神通力が潰えたのか、今日は晴れ間が覗くも一週間ぶりにロンドンらしい曇り空。すっかり外出する気をなくして、というわけではないけれど、溜まっていたMTGのまとめ作業に没頭して一日部屋にこもる。気がついたら19時過ぎで、夕食をとろうとホテル近くのQueens Way駅からBayswater駅の間にブラッと繰り出してみると、中華系と中東系のレストランが入り乱れてしのぎを削る異様なエリアであることに初めて気がつく。高級そうなところからカジュアルなところまで、そしてどのレストランも地元の人や若者でいっぱいだ。ボスがここを定宿にしていた理由がなんとなく分かった気がする。一人飯が出来そうなところを物色してタイレストランで辛い米麺を食べる。初日に夕飯を食べたホテル近くのパブでロンドン・プライドを一杯飲んで、最後の晩餐は終了。ホテルでニュースを見ると、世界中の株価が軒並み急騰している。不思議な一週間だった。

10/14
朝からパッキング作業。時間が余ったのでHyde Parkにブラっと散歩に出る。池のベンチに座って、白鳥や大小いろいろな鳥を眺める。彼らは人間をまったく怖がらないし、かといって餌をもっていそうな人間を襲うようなこともない。とてもいい距離感なのだ。週末Nからシャワーのように聞いたロンドンとイギリスのことをいろいろと考える。イギリス人であることと日本人であること、イギリスにいる日本人、東京にいるイギリス人。とてもベーシックなことなのだけれど、みんながどう折り合いを付けているのか、いまだに僕には分からないところがある。居心地が悪いというか、定まらない根無し草の感覚になる。お昼にPaddington駅からヒースロー空港へ。チェックインカウンターでアイスランド帰りの編集長と再会して一安心。これからフランクフルトへ。街としてはロンドンの100分の1も魅力的ではないけれど、仕事はこれからが本番だ。

広告
  1. トラックバックはまだありません。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中