プラネット・グーグル


プラネット・グーグル
ランダル・ストロス著/吉田晋治訳

 先月、満を持してグーグル・ストリートビューを日本でも始動したことで瞬く間に各メディアやネット内で「お祭り騒ぎ」となったグーグル。この出来事は、普段「検索サイト」としてしかグーグルを意識してこなかった一般の人びとに、改めてグーグルの「果てなき野望」を垣間見させることにもなった。いったいグーグルとは何者なのか──?
「革命」と謳われたグーグル設立から10年。検索と広告ビジネスにより業界地図を塗り替え、順風満帆に見えるグーグルはしかし、年初来の株価低迷に加え、様々な困難に直面している。「世界中の情報を一元支配する」というその野望の前には、巨人マイクロソフトやmixiの世界版といえるFACEBOOKなどのSNSが立ちはだかり、ストリートビューにはプライバシー問題が、ブック検索には著作権問題がそれぞれ陰を落とす。さらにはグーグルの「最強の検索アルゴリズム」に挑む新興企業も生まれている。遺伝子から惑星まで、全宇宙の情報をかけた惑星Googleの戦いは、いまやっと始まったと言えるのかもしれない。
 本書は従来のグーグル礼賛本ではなく、NYタイムズでもシリコンバレーのコラムを連載する名うての著者によるフラットな視点から、幼年期をやっと抜け出したグーグルの本当の姿をあぶり出す現時点での決定版グーグル本。日米同時刊行。装幀イラストは横山裕一『NIWA』より。

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