コミック・バンド?

 知り合いのデイブのライブを観に代々木のライブハウスBogalooへ。生音を聴くのは実は久しぶり、というか、先月に東京芸術劇場読響のモーツァルト(交響曲第28番/ピアノ協奏曲第22番/交響曲第41番〈ジュピター:〉指揮 ヒュー・ウルフ/ピアノ:アンティ・シーララ)に行って以来で、ロックは久しぶりだったのだ。デイヴのバンドも観るのは初めて。

 その日は三組のバンドが出演して、最初のバンドは「その名はスペイド」。「スパイ歌謡」というフライヤーの紹介文に「???」だったのだけど、出てきたのはセクシーなボンデージファッション・ポリスのヴォーカルにメイド姿のバックコーラス3人。ヒゲ+サングラスのDJ。歌い出すと確かに唄は歌謡調。衣装とは不釣り合いに上手いヴォーカル。無表情で振り付けを合わせて踊るメイドたち。最初はドン引きだったけれど、妙な完成度の高さと確信犯的なエロ+コメディが否応なく記憶に刻み込まれる感じ。

 二組目はデイヴのThe Moist Towelettes。カナダ人のデイヴ(キーボード)とマイク(ギター)に日本人の女の子二人のヴォーカルで、Puffyのようなノリ(つまり、前の女の子二人は限りなく素人臭く歌う)。それで、やはりPuffyのように、なぜか耳にこびり付いて離れないサウンド(といっても民雄調ではない)。限りなく単純なポップなのだけれども、不思議な余韻を残すのだ。The Moist Towelettesは去年、カナダでもライブをやって大うけだったらしいが、分かるような気がする(つまり、結局Puffyがアメリカで受けたのと同じような理由なんだろう)。

 三組目はダンボールバット。結成20年という大所帯のバンド。一曲目はド演歌調。ボーカルは竹中直人(Shall we dance?調)「反逆のニューウェイブ歌謡R&B」ってほとんど僕の理解を超えたカテゴリーなんだけれど、とにかくキモダサ格好いい。

 どれもが一瞬「コミック・バンド狙いか?」と思わせるのだけど、不思議と耳と網膜に残る個性派バンド3つ。面白かったのでメモしておく次第。

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