石川直樹マンスリーレクチャー No.1

 昨日の麻布十番祭りから12時間以上飲み続けた挙げ句の恐ろしいほどの頭痛を引きずって青山のBOOK246に冒険家石川直樹さんのレクチャーを聴きに行く(ただし、石川さん自身は「冒険家」という括りを良しとはしていない)。毎月一度、日曜日の夜に行われるシリーズの第一回。レクチャーのタイトルは「星の航路、書物の海」で、第一回のテーマは「アラスカ北極圏と人類の旅」。「今年で没後10年となる星野道夫さんの本を端緒に、人類の北の繋がりについて考える」というものだ。
 石川さんとはいつかお仕事を一緒にしたいと思っていたが、お会いしたのは1か月前が初めて。10代の頃から旅を続け、有名なPOLE TO POLEプロジェクトや7サミット登頂を果たしてきた石川さんにとって、旅とは何なのか、何が旅へとかき立てるのか、それを、書物という先人の足跡を辿り、交差させながら語っていくというこの企画は、とても魅力的だった。
 話は星野さんの足跡からいつしか環日本海文化圏というアイヌから南東アラスカまで続く壮大な時間と移動の記憶へと広がっていく。ワタリガラスから辿る人類の記憶、もうひとつのグレートジャーニーは、今、たしかに石川さんを捉えて離さないもののようだ。北海道のフゴッペ洞窟(写真)は僕もぜひ行ってみたくなった。「野生の思考」(それはレヴィ=ストロースの言葉でもある)「神話の思考」という考え方が印象深かった。
 「話ベタなので」というエクスキューズと共に始まったレクチャーは、しかしとても饒舌で知的なものだった。さまざまな本も教えてもらい、また次回が楽しみだ。連載・出版化を進めていくことで石川さんとまた打ち合わせをすることにする。
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