Sonoma, San Mateo : 9th day

 本当は早朝から(というか徹夜で)太平洋にサーモン釣りに出かける予定でYoがアレンジしてくれていたのだが(いまの時期は産卵前でサーモンが一番美味しい時らしい)、二日酔いと疲れと何より船酔いへの不安から(9時間の航行で9割の人が船酔いになるらしい!)キャンセル。9時ごろゆっくりと起きて、奥さんのウーニョンさんの作ってくれたブランチを食べ、6か月になる次女のユナちゃんも含め4人でソノマのワイナリー巡りへ。UNTI, RIDGE, ROCHIOLIの3カ所を回る。ナパが商業主義華やかなりしカリフォルニアのワイナリーのメッカだとすると、このソノマ・カウンティはまだ本来の田舎くささがいくぶん残っていて、ハイウェイを降りて田舎の一本道を進むと、気持ちのいい風景とブドウ畑が続いている。UNTIは隠れた名ワイナリーらしく、ジンファンデルやシラーのほかに、グルナッシュやサンジョベーゼも作っている。作り手がイタリア系なのだろう。このサンジョベーゼが美味しくて購入。RIDGEはナパとはまた別の畑で、でもRIDGEはやはりモンテベロでとどめをさすだろうというこで、購入せず。テイスティングはジンファンデルのみ5種。ロシアンリバー沿いのROCHIOLIはピノノワールの作り手としては屈指のワイナリーらしく、そのピノは繊細ななかにカリフォルニアらしい力強い果実味がしっかりとあって非常に美味しく、2本購入。摂氏40度以上あるんじゃないだろうかという強烈な快晴で、一歩外に出ると火傷しそうなほどなのだが、そんな中で育まれたこのブドウたちが、いつもこれでもかというほど果実味豊かなことも頷けるような気がする。
 ワイナリーはだいたいが16時までで、車でまわっても今日は3つが精一杯だった。近くの街でシーフードレストランで遅い昼食をとる。さすがに、ワインにあわせた料理を出すお店が多いのだろうが、すでに試飲で飲み過ぎていてかなり酔っぱらいなのでビールにする。
 サンフランシスコに戻ると、中国系マーケットで特大ロブスターを購入。じっさいここのマーケットはものすごいことになっていて、肉もそうだが、あらゆる種類の魚が生け簀にぎゅうぎゅうに入れられている。大きさがはんぱじゃない。それを店員に指示して生け簀からあげさせて、気に入らなかったらまた別のを、気に入ったらその場で長い棒で魚の脳天を叩いて成仏させてはいお持ち帰り、となる。蛙なんかバケツに山盛りだ(もちろん生きたまま)。ロブスターの生け簀から「一番大きいやつ」を購入。40ドル。全長50センチオーバーの、いままで見たこともないロブスターだ。ついでに生牡蠣も10個ほど。それから韓国マーケットに行って焼き肉用の肉やいろいろなお総菜を購入。この中国マーケットも韓国マーケットもいわゆるダウンタウンのチャイナタウンなどとは違って生活エリアにある地元民のためのもので、その食材の豊富さと大きさには圧倒される。アメリカの食事情の普段見えざる一面とも言えるし、素直にアジア人の食にかけるパワーに驚いたほうがいいのかもしれない。これは日本人にとっても、絶対的に家庭でご飯をつくるほうが美味しいんだろうな、と思う。
 家についたのはもう21時過ぎだったが、そこからテラスでバーベキュー。その50センチオーバーのロブスターを焼くのは少し残酷な気もしたけど、まるでステーキかというぐらいの身があり、そのプリプリの締まった味を心ゆくまで堪能。焼き肉は少しだけしか食べることができなかったがこちらも美味。食に関しては細々と貧しかったこの旅行で、ついに超豪華なディナーにありつけたわけだ。Yo家恐るべし。ビールを飲みながら、サンマテオの夜は更ける。
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