熊野詣 1st day 白浜温泉

 同期のKと野郎二人旅第二弾。熊野詣でという大義名分のもと、温泉三昧の癒し旅を目論む。出発は羽田から。南紀白浜空港までは1時間だ。白浜温泉は日本三古湯(白浜、有馬、道後)にして熱海、別府と並ぶ日本三大温泉地(らしい。恥ずかしながら知らなかったが)。飛鳥・奈良時代の資料にはすでにこの温泉が登場し、熊野詣でに訪れた歴代天皇(斉明、天智、持統、文武)が訪れたと聞くと、ここは東京を遠く離れた古の都の勢力圏に属する地なのだ、ということを否応なく思い知らされる。が、別に司馬遼太郎ばりに歴史探訪をしに来たわけではない。とにかく温泉。ここは町中に公共の外湯がいくつかあって、300円ぐらい払えば白浜を臨みながらの絶景入浴も可能なのだ。
 強風に煽られた最悪の着陸で空港に着くと外は雨模様。傘を持たない二人はバスで市街に向かう途中で「バスが混んでるから」という理由で途中下車し、停留所至近の温泉でまず入浴。その後、昼食と南方熊楠記念館の見学を挟んで「崎の湯」「牟婁の湯」「白良湯」と外湯をハシゴする。「崎の湯」では強風と高波のために海岸線沿いの露天風呂が閉鎖されていたのが残念だったが、白良湯では白良浜の白砂と日没間際の美しいグラデーションを描く海のコントラストを愛でながらの入浴でたまらないものがあった。
 夕食は幸鮨で地元の素材に舌鼓。とくに「くつえび」の造りは味といい身の締まりといいボリュームといい、食べられて本当に幸運だった(春までが旬らしい)。そういえば、青山の「なるきよ」で、同じような蟹海老を、造りと炙りで食べたことがあったけど、あれは確か四国のどこかで採れる、名前も違うものではなかったっけ。ここ白浜は四国の対岸。本当にこの地元の海で採れるのでしょう。地元の貝や雲丹(醤油をつけずにそのまま塩で食す。2度注文してしまった)も素晴らしく、紀伊の海の幸を堪能した。雷まで鳴るような荒れた一日で、海岸沿いを歩くときに強風で砂が叩きつけてきて参った場面もあったけれど、白浜温泉はなかなかラブリーな温泉街で、定番スマートボールでは高得点を出して商品をゲットしたし、幸先の良い旅の始まりだった(深夜の締めの「和歌山ラーメン」が余計だった…。普通のラーメンとどこが違うの? しかも不味い……)。
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