ミチオ・カク

 恵比寿のウェスティンでミチオ・カク氏と待ち合わせ、ビジネスディナー。編集長、エージェントのTさん、それにカク氏の奥さまの5人。ウェスティン近くのイレールでカジュアルなディナーにする。ここはもう何年も前に使ったっきりだが、まずまずのサービスと味で安心する。カク夫妻がかなりフォーマルな出で立ちでホテル・ロビーに現れた時は一瞬どうなることやらと思ったが(あれはぜったいにジョエル・ロブションを期待していた服装だ)。。。
 カク氏はアメリカでは著名な物理学者で、『Parallel Worlds』は最新の宇宙物理学とひも理論、M理論を駆使して「この世の1cm隣には別の世界がありうる」という平行宇宙の探求を行うという、知的好奇心と知識欲を満たしながらも一般読者に分かりやすく伝える本だ。日本では、こうした最先端の研究と一般読者への啓蒙を同時に行いながらメディアにも登場する人はあまりいないので、比べるとだれかと言われてもつまってしまう。超多忙らしく、こうしてほとんど素性も知らないような日本人と会食するというのも、こちらにしてみればラッキーなのかも。奥さまの話で、カク氏の誕生日のときに、たまにはちゃんとお祝いをあげなきゃということで、「あなた、何がいい?」と聞いたら「本当にプレゼントをくれるの? ありがとう。じゃぁ、今2時間だけ、研究する時間をもらえる?」と答えたという。仕事と社交と家族を両立させながら、それでも研究をする時間がやはり圧倒的に欲しいのだろう。なんか心に残るエピソードだった。
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